三八道場の三つの魅力特色について
一、『一流の合気道と直に接して稽古できる』
三八道場では合気会本部道場の現役師範を当地に招聘した講習会や、首都圏など合気道が盛んな地域の道場や道友と交流稽古したり、青森県八戸市にいながら、一流の合気道に触れる機会を年に複数回設けています。
また三八道場指導者の幅広いネットワークを生かし、会員の出張先や旅行先でその地の道場への出稽古も積極的に勧めています。
一流のものに触れたり、普段とは違う人と稽古することは、心技体の向上に不可欠です。
このように開かれたオープンな道場は三八地域では唯一、青森県内でも稀有な存在であり、結果的にとても風通しの良い雰囲気で普段から稽古しています。
二、『費用負担が少ない』
三八道場の会費は月1000円のみ。入会金もいただきません。
日本全国の中でも最も会費が安い道場の一つです。
なぜこの会費で道場を運営できるか?
それは、多くの方に合気道を気軽に稽古してほしいから、そして会員の皆様に心から愉しんで稽古してほしいからです。
道着や木刀、杖などの道具もネットワークを駆使して良質かつ安価なものをお勧めしています。
合気道において最も大切な「稽古」に集中するために無理、無駄を省いた道場であること、このことも道場の雰囲気の良さに寄与していると思います。
それにホンモノの合気道はお金では買えません。
ホンモノの合気道を如何に少ない費用で提供していくか、考えるだけで主催者はワクワクします。
他所を見渡せば、誠に残念なことに、おざなりで、ぞんざいで雑な稽古をする道場は、道場運営の努力も怠っていることが多いと見受けます。
そして、何よりお金を払って合気道を教わるというような受動的な考えでは、やってる本人も心から愉しめないし、技量の向上も見込めません。
「合気道は技を掛ける人(取り)、技を受ける人(受け)ともに、その場の主宰者たれ!」
三八道場の会費は、あなたがこの場を主宰し、そして心技体すべてが成長する「場」を維持費するための会費です。
懐にも無理なく稽古を続けることができるから、愉しくリラックスして稽古ができ、結果的に心技体すべてが向上していきます。
そして、「場」としての道場全体のレベルが上がり好循環していきます。
三、『とにかく稽古が愉しい!』
合気道は型稽古ですが、三八道場の稽古には常に新しい発見や気づきがあります。
日々の稽古では様々な観点から技を稽古していきます。
すなわち一般的には単純だと思われる型稽古の中に、隠された珠玉を見出していくことが三八道場の稽古が愉しいことの一因と言えます。
三八道場で稽古を続けていると、平凡だと思われていた毎日が愉しみの宝庫となります。
勿論、指導者も日々の勉強を怠りません。頻繁に出稽古に出掛け、書籍も多読しています。
そして、稽古する人同士も年齢や先輩後輩関係なくお互いに教え教わる関係です。
例えば、他道場では子どもに教えることを嫌がる方も偶に見受けますが、
そういう人は子どもから教わることを知らない(知ろうともしない)「見た目だけ」の大人で真の大人ではありません。
子どもは「小さい人」です。小さい人や一見弱い人から教わることはたくさんあります。もちろん教えてくれと言って教わるわけではありません。自分から小さい人に学びに行くのです。自分から学びに行くと、小さい人から気付くこと、気付かされることはとてもたくさんあります。
三八道場では、年齢、性別、体格差、すべてにおいて上下関係はありません。
三八道場に師範はいますが道場長はいません。
一般的に道場長と呼ばれる立場の人は、当道場では主宰者に相当します。主宰者は道場長とは異なり、裏方で会員各位が愉しく稽古できる環境を作ることに尽力します。
なぜなら、そもそも愉しい雰囲気でなければ、リラックス(脱力)して体を動かせないからです。
道場の稽古参加者がみな、リラックス(脱力)して、身体を捌いていけば、合気道の技量は必ず向上していきます。
各人の技量の向上は道場全体の技量の向上につながります。
お互いに高めあうことができる場を作ること、それが道場の本来の役目です。
また技を掛ける人(取り)、技を受ける人(受け)ともに、忖度しないように気を付けます。
合気道では試合を行いませんから、得てして忖度し、あるいは忖度を求める傾向に陥る道場もチラホラ見受けられますので十分な注意が必要です。
また礼儀作法と上下関係は同じものではありません。
たとえば、先生と生徒という上下関係を重んじるばかりに緊張状態になってしまうと、技量の向上はありません。
緊張状態では身体も心も固まって、「居着いた」となり自由に動けないからです。
武道において「居着き」はすなわち敗北を意味します。
「合気道は敵と戦い敵を破る術ではない」
三八道場はこの開祖の言葉を座右の銘としています。